引越し業者が運んでくれない荷物は何?

引越し業者が運べない荷物って何ですか?

 

家にある物なら何でも運んでくれると思ってしまいがちな引越し業者ですが、中には運搬を拒否されてしまう荷物もいくつか存在します。

 

引越し業者が運べない荷物の種類を知り、そういった荷物がある場合には事前に対策して備えておきましょう。

 

 

・現金などの貴重品

まず現金やキャッシュカード、通帳、クレジットカード、有価証券、貴金属といった貴重品は、どんな引越し業者を選んだとしても運搬に対応してくれません。

 

その理由は現金や貴重品が引越し保険の適用外とされているためであり、もしも紛失した場合に業者側で補償ができないためです。

 

このことは契約書にもハッキリと明記されますから、もしも運搬する荷物の中に現金や貴重品を紛らせていた場合、紛失や破損が生じたとしても業者側に責任を追及することは一切できません。

 

同じく、保険を適用した場合でも賄い切れないほどの非常に高価な品物も運搬を断られる場合があります。

 

大型のブランド家具や特殊な家電、そして絵画や壺などの芸術品がこれに該当しますが、「運搬中に破損したとしても業者側に責任を問わない」などの特約を付けることによって運送に対応してくれる場合もあります。

 

どのように対処するかは業者の判断次第になりますから、思い当たる荷物がある場合には見積もりの際に申告し、業者の判断を仰ぎましょう。

 

 

 

・動植物などの命がある物

動物や植物、金魚、熱帯魚のように命がある物には替えが効かず、補償を適用することが困難になります。

 

特に大切なペットにはお金を付けることができませんし、もしも運搬中に怪我や死亡などの事故が起きた場合には大問題になりますから、引越し業者としては運搬を拒むケースが多いのです。

 

ただし、最近では動植物の運搬をオプションサービスとして導入する引越し業者が増えてきました。

 

また、動植物の運搬を専門的に行っている業者も台頭しています。こういったサービスや業者を利用することによって、移動中の体調管理を受けられることはもちろん、引越し後の過ごし方などを専門家からアドバイスしてもらうこともできます。

 

自分自身でペットと一緒に引越しができない場合には、ぜひとも利用しましょう。

 

 

また、動植物には「人間」が含まれることも忘れてはなりません。

 

引越し業者のトラックに同乗して新居に向かうことを希望する方もおられますが、原則的に業者と一緒の車に乗って引越しをすることは不可能です。

 

例外として赤帽のトラックには契約者が同乗できることになっていますが、万が一運転中に発生した事故によって怪我や死亡という状況に至ったとしても、補償を受けられないため注意して下さい。

 

 

・引越し業者が運ぶと違法になる物

いわゆる危険物は引越し業者が運搬すると違法になりますから、当然運搬を拒否されてしまいます。具体的にはガソリンや灯油などの可燃物や爆発物がこれに該当し、花火や爆竹、ライター、マッチも運搬を拒否されます。

 

これらの荷物を段ボールに無断で詰め込んだ場合、運搬中に火事や爆発などの大きなトラブルを引き起こす恐れがありますから、業者に隠して荷物に混入させることは絶対に避けましょう。

 

ストーブは灯油を抜いてしまえば運搬に対応してもらえますが、自動車やバイクは燃料が残っていなかったとしても運搬を拒まれます。

 

自分自身で乗って新居まで向かうか、専門業者に依頼して移動してもらうかのいずれかを検討して下さい。

 

 

・運搬してもらえない意外な物

引越し業者が運搬に対応していない物の中で、意外な物として見落としてしまう可能性があるのは切手です。

 

現行品の切手も古い切手も貴重品とみなされるため引越し業者は運搬に対応していません。

 

高価な切手シートなどのコレクションをお持ちの方は段ボールに詰め込まず、自分自身で新居まで運ぶことをおすすめします。

 

 

また、ゴミなどの不衛生な物もトラックに載せてもらえないことを覚えておきましょう。

 

引越し当日になって発生したゴミは、引越し当日と収集日が異なっている場合にはついつい「新居で処分すればいいや」と考えてしまいがちですが、業者によって拒否される可能性が高いことを知っておきましょう。

 

 

ここで紹介した物品はどの引越し業者を選んでも一貫して運搬を拒否される物ばかりですが、業者によってはオプションサービスを活用することで運搬が可能なこともありますし、独自のルールによってここで紹介していない物品の運搬を拒否する業者もあります。

 

見積もりの際に運搬できない荷物や注意すべき荷物がないか必ず確認したり、荷造りの最中に迷った場合には業者に電話で問い合わせたりすることによって、引越し当日のトラブル発生を防止することが可能です。