引越し業者の保険を詳しく解説!

引越し業者の保険を理解すれば、トラブル時も安心!

 

引越し業者はプロ集団でこそありますが、人間である以上ミスが起こる可能性は否定できません。

 

そんな万が一の事態において最後に助けてくれるのが保険ですが、その中身については意外と知られていません。

 

引越し業者の保険について正しく理解し、我々もできる限りの対策を取っておきましょう。

 

 

・多くの業者が加入する運送業者貨物賠償責任保険とは

現在では、引越し業者の多くが運送業者貨物賠償責任保険に加入しています。これによって我々の家財は守られ、荷物の運搬中あるいは保管中に破損や紛失といったトラブルが起こった場合には、上限1,000万円までの補償に対応してもらえます。

 

この保険に加入している業者を選べば、我々は別途何らかの契約を結ぶ必要が無く、有事の際には自動的に保険が適用されます。

 

  • トラックへの積み込みや荷下ろし中の事故はもちろん、
  • 運搬中に発生した衝突などによる事故、
  • 作業中の落下や水漏れ、
  • そして火災や爆発といった事象に巻き込まれた場合でも保険が適用されるほか、
  • 荷物の仮置き中や保管中に盗難に遭った場合にも補償を受けられます。

 

あらゆる事態を想定した保険であるため、運送業者貨物賠償保険に加入した業者を選べば安心と言えるでしょう。

 

 

ただし、現金や商品券を始めとする有価証券や、金・銀は保険の対象外となり、宝石や貴金属、バイクや自転車、美術品に骨とう品、動植物、生鮮食品は賠償される金額に上限があるため注意が求められます。

 

 

そして天災など引越し業者の過失ではない問題によって起こった破損も補償の対象外になります。

 

 

また、自分自身で梱包した荷物にも賠償金に上限が設けられます。

 

十分な梱包が行われていなかったと判断された場合には賠償を受けられなくなる可能性もありますから、心配な場合には追加料金を支払ってでも梱包作業をすべて引越し業者に一任することをおすすめします。

 

 

・任意加入の引越荷物運送保険で防衛対策

 

何よりも業者の保険で補償されるのは時価総額でしかありません。

 

業者加入の保険以外の防衛手段も知っておきましょう。

 

引越業者から見積もりを取っている最中に「保険に加入しますか?」と質問される場合がありますが、その保険とは多くのケースで引越荷物運送保険を指しています。

 

これは保険料として1,000〜3,000円を追加で支払うことで加入できる任意の保険であり、加入するか否かは我々の判断に託されています。

 

 

引越荷物運送保険に加入するメリットは、引越し業者が補償対象外にする問題や物品に対して保険をかけられることです。

 

高価な品物が壊れてしまったり、引越し作業中に誤って自分自身で家財を傷付けてしまったり、運搬中のトラックが貰い事故に遭ったり、天災の被害を受けたりした場合にも、引越荷物運送保険に加入していれば補償を受けられるのです。

 

 

 

・保険の支払いに応じてもらえないことがあるって本当?

任意保険に加入しなくても、引越し業者が保険に加入していれば一定の補償を受けられるはずですが、Yahoo!知恵袋などネット上の口コミに目を通すと「破損事故の補償に応じてもらえずに困っている」と話す方もおられます。

 

 

何故そういった問題が起こるのかと言えば、引越し業者が支払っている保険料のシステムに特殊な事情があるためです。

 

 

実は事業者が加入している保険は使えば使うほど月額料金が高くなる仕組みとなっており、引越し業者としては保険の適用をできる限り減らし、保険料の支払いを抑えたいという思惑を持っているのです。

 

 

引越し業者の場合には、保険を利用せずに自社の責任をもって賠償に応じることになるのですが、引越し業者はやはりここでも支出を抑えるべく自社に有利な主張を展開することがほとんどです。

 

大手や優良業者であれば柔軟な対応に期待できますが、出し渋りをされてしまうリスクは常に付きまといます。

 

 

また、引越しを専門としない業者を選択した場合、そもそも会社側が保険に加入していない可能性も考えなくてはなりません。

 

 

契約を結ぶ際には必ず保険や補償内容に関する問い合わせを行い、納得できるまで話し合いを進めることが重要です。

 

 

加入している保険の内容や種類は業者によって様々ですから、安心できる補償内容を備えた引越し業者を複数見積もりから探すことも大切な防衛手段の一つです。

 

 

壊れやすい家電は搬入後に即座にチェック!

繊細な電化製品こそ壊れやすいお荷物の代表です!(特に最新家電は注意!)

 

 

まずは液晶テレビやパソコンといった精密機器は衝撃に大変弱く、簡単に故障してしまうことがあります。

 

後々のトラブルを避けるために、引越しを行う前にテレビやパソコンの動作確認を業者スタッフと一緒に行い、引越し完了後もすぐに起動して故障の有無を調べましょう。

 

 

動作確認を見落としてしまいがちな家電がエアコンです。冬場に引越しを終え、その半年後に冷房を起動させてようやく破損していることが分かったというケースも見受けられます。

 

補償は3ヶ月以内と定められていますから、引越しが済んだら季節を問わず速やかに冷暖房を運転させて確認を行って下さい。

 

 

紛失を避けるためには、梱包完了後の段ボールにマジックで大きく1から順番に数字を書き込んでいくと分かりやすくなります。

 

こうすることで抜け番号がないかを一目瞭然で確認でき、引越し後の荷物の管理も簡単になります。

 

この際、割れやすい食器類を梱包した段ボールには、赤いマジックで大きく「ワレモノ」と書いたり、取扱注意などのシールを貼ったりしておくと破損を防ぎやすくなります。

 

梱包状態が不安な場合には引越し当日までガムテープで封をせず、引越し業者のスタッフに安全な状態であるかどうか見てもらうこともおすすめです。