水槽や熱帯魚の引越し方法ってどうやるの?梱包や移設のやり方は?!

水槽や熱帯魚の引越し方法ってどうやるの?梱包や移設のやり方は?!

水槽と熱帯魚の引越し準備

 

熱帯魚は温度の変化に敏感な魚なので、引越しの際には繊細な心配りが求められます。

 

ここでは水槽や熱帯魚の引越しを行う際に注意すべき事や準備の方法について、詳しく説明していきます。

 

細かく分けているため、やる事は多く感じられますが、要点だけでも一通りチェックしていきましょう!

 

1ヶ月前からの準備が肝!

水槽の水替えをしていく

 

熱帯魚の健康を確実に守って引越しを成功させるためには、引越しの1ヶ月ほど前から準備が必要になります。

 

 

引越し後には必然的に新しい水を水槽に加えなければならず、これが熱帯魚にとって大きなダメージになります。

 

 

そのため引越しが決まったら、1ヶ月前から週に一度のペースで水替えを行い、新しい水の中で過ごすことに熱帯魚を慣らしておきましょう。

 

 

事前に新居の設置場所や、搬入経路の確認もしっかり!

 

また、新居の確認もこの段階でしておきます。

  • 水槽が階段やエレベーターを通過できるサイズなのか
  • 間取りをチェックして水槽を設置できる場所なのか
  • 確実に電源を確保でき、なおかつ水平に水槽を設置できる場所なのか

事前に水槽の設置場所を決めておくことが、熱帯魚にかかるストレスを抑えられます。

 

 

引越し1週間前にすべきこと

水槽の温度を常温にしていく

 

引越しの1週間前になったら、今度は水温を少しずつ常温に近付けて引越し当日の環境に近付けて慣らします。

 

 

現在設定している水温は熱帯魚にとってベストな状態であり、そこから一気に常温にしてしまうと熱帯魚は大きなダメージを受けます。

 

 

ですから、引越しまで残り1週間という段階から少しずつ常温に近付け、引越し当日までに現在の水温から常温に2〜3度ほど近付いた水温を作り上げるようにしましょう。

 

 

この段階で必要な道具を揃えておくことも重要です。

 

詳しい梱包方法は後述しますが、熱帯魚の引越しには

  • 丈夫なビニール袋と
  • 酸素スプレー、
  • 酸素を発生させる石、
  • 輪ゴム、
  • クーラーボックスまたは発泡スチロール製の箱、
  • そしてポリタンクが必要です。

 

 

熱帯魚を販売する専門店やホームセンターで入手することが可能なので、時間に余裕を持って揃えておきましょう。

 

 

 

引越し3日前から餌の量を減らして最終調整する

熱帯魚の餌を調整する

 

引越しまで残り3日にまで迫ったら、熱帯魚に与える餌の量を少しずつ減らし、引越し前日に絶食できるようにコントロールして下さい。

 

 

普段通りの量の餌を食べさせていると、引越しの最中に梱包した小さな袋の中でをしてしまい、これが水質を悪化させて熱帯魚を傷ませてしまいます。

 

 

大切な熱帯魚に絶食させることに心苦しさを覚えるかもしれませんが、熱帯魚は2〜3日程度の絶食には十分に耐えられる体質であるため、特に心配は無用です。

 

 

引越し当日にすべきことと熱帯魚の梱包方法

熱帯魚を梱包していく

 

まずは水槽に入っている水の半分程度をポリタンクに移します。

 

 

これは新居で水槽を設置する際に必ず必要になる立ち上げ用の水ですから、忘れずに必ずポリタンクを用意して汲み上げておきましょう。

 

 

その作業が終わったら、いよいよ熱帯魚を梱包して本格的な引越しの準備に取り掛かります。

 

『熱帯魚の梱包方法』

  1. 始めにビニール袋を用意し、
  2. その中に水槽の水と酸素を発生させる石を入れ、
  3. 最後に熱帯魚を優しく袋の中に入れて、
  4. 酸素スプレーで酸素を補充し、
  5. 輪ゴムで袋を密閉します。

 

最後に念のためもう一枚のビニール袋で包み、袋を二重にしておきましょう。

 

『熱帯魚をビニール袋に入れる参考動画』

 

2重にしておくことで、万一運搬中に一枚のビニール袋が破れたとしても熱帯魚を守ることができます。

 

複数の種類の熱帯魚を飼っている場合には、種類ごとに分けて梱包してください。

 

 

また、同一の種類だとしても一枚のビニール袋に梱包する熱帯魚は合計で3匹までに止め、それ以上は必ず新しいビニール袋を作って梱包するようにして下さい。

 

熱帯魚を発泡スチロールの箱に梱包

 

ビニール袋への梱包が終わったら、クーラーボックスまたは発泡スチロール製の箱の中に梱包後の熱帯魚を詰めていきます。

 

 

運搬中の揺れによるダメージを防ぐために緩衝材を詰めたり、ビニール袋をタオルで包んだりして保護を強めます。

 

 

発泡スチロール製の箱は蓋が開きやすいことが難点ですから、養生テープを使って固定することも忘れてはなりません。

 

 

また、水温の変化が激しい夏場や冬場に引越しを行う場合には、クーラーボックスや発泡スチロール製の箱の中に保冷材やカイロを同梱して温度の変化を抑えます。

 

 

この際、カイロを発熱させるためには空気が必要になりますから、箱の水抜栓を開けたり、箱に小さな穴を開けたりして空気の通り道を作って下さい。

 

水槽の梱包方法

水槽の梱包

 

熱帯魚の梱包が終わり次第、速やかに水槽の梱包を始めます。

 

(業者にお任せする方は、中身の処理だけ行って下さい。水槽本体の梱包はする必要はありません。)

 

『水槽の梱包手順』

  1. まず水槽の中の水を抜き、流木などの大きな内容物をすべて取り出して下さい。
  2. このとき、底砂や水草は水槽の中に入れたままで構いません。
  3. 運搬中に飛び出さないように水槽の天井部分をサランラップで被せて、その上からプチプチを使って水槽全体を包んで保護していきます。
  4. ろ過器も水槽と同じくできる限り水を抜いてから梱包して下さい。

 

引越し後の混乱を避けるために、周辺機器はなるべく水槽の近くに置いて運搬することをおすすめします。

 

運搬中の揺れで水槽のガラスを破ってしまう恐れがあるため、梱包した周辺機器を水槽の中に入れて運搬することは絶対にやめて下さい。

 

 

引越し完了後にすべきこと

 

引越しが完了し、水槽を設置したら、ポリタンクで移送した水を水槽に戻して立ち上げの準備を始めます。

 

  1. 足りない分の水は、水替えと同じ要領で中和剤を使って中和させた水道水を利用します。
  2. 水温の調整が完了したら、まずは梱包したビニール袋の中に入れたまま熱帯魚を水槽に戻して水温調整を行います。
  3. 水槽の温度とビニール袋の水温が同じになったら、熱帯魚を優しく水槽に放ち、体調に変化がないかを観察して下さい。

 

 

この段階から餌を与えて構いませんが、絶食後の熱帯魚は食欲を失っている状態にあります。

 

普段通りの量の餌を与えても残してしまいますから、まずは少量の餌を与えて様子を確認し、少しずつ元の量に戻していくことが大切です。

 

 

熱帯魚の引越しには専門業者を利用すべきか

 

熱帯魚を含む水槽の運搬に対応している大手引越し業者は、

  • アート引越センター
  • ハート引越センター
  • アーク引越センター
  • ハトのマークの引越センターの合計4社です。

水槽の引越しも大手業者〜地元の業者までしっかり比較で最安値の業者が見えてきます!

 

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また、最近ではペット専門の引越し業者も登場しています。

 

例えば、東京都を中心に営業しているおさかな引越しセンター(http://mizukikaku.com/)は熱帯魚運搬の実績に長けており、全ての作業を熱帯魚に関する知識が豊富なプロのスタッフに一任できます。

 

 

一例として幅90×奥行45×高さ45cmの水槽の場合には、48,000円が基本料金になっています。

 

そして、引越しにかかる時間が丸一日以上になってしまう場合には、専門業者への依頼をおすすめします。

 

 

これは引越しにかかる時間が長くなるほど熱帯魚は衰弱してしまうほか、ろ過機のバクテリアが死滅してしまう恐れがあるためです。

 

より確実に引越しを終えたい場合や引越しが長時間に及ぶ場合には、専門業者に相談の上、引越し方法を検討しましょう。